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元園町
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もとぞのちやう
ふりがな文庫
“
元園町
(
もとぞのちやう
)” の例文
巖谷氏
(
いはやし
)
の
住所
(
ぢうしよ
)
は
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
麹町
(
かうぢまち
)
元園町
(
もとぞのちやう
)
であつた。が
麹町
(
かうぢまち
)
にも、
高輪
(
たかなわ
)
にも、
千住
(
せんぢゆ
)
にも、
待
(
ま
)
つこと
多時
(
たじ
)
にして、
以上
(
いじやう
)
返電
(
へんでん
)
がこない。
今時
(
いまどき
)
とは
時代
(
じだい
)
が
違
(
ちが
)
ふ。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
清
(
きよし
)
さんの
家
(
うち
)
の
譲
(
ゆづる
)
さんにも頼んで一緒に行つて貰つたのです。麹町の通りで
購
(
あがな
)
はれた
鞠
(
まり
)
は
直
(
す
)
ぐ
茂
(
しげる
)
の手へ渡されたのです。
茂
(
しげる
)
は嬉しさに
元園町
(
もとぞのちやう
)
の辺りでは
鞠
(
まり
)
を上へ放り上げながら歩いて居たのです。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
濱野
(
はまの
)
さんは、
其
(
そ
)
の
元園町
(
もとぞのちやう
)
の
下宿
(
げしゆく
)
の
樣子
(
やうす
)
を
見
(
み
)
に
行
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
た。——
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
にも、
其
(
そ
)
の
宿
(
やど
)
では
澤山
(
たくさん
)
の
書籍
(
しよせき
)
と
衣類
(
いるゐ
)
とを
焚
(
や
)
いた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
時間勵行
(
じかんれいかう
)
。
水上
(
みなかみ
)
さんは
丸
(
まる
)
の
内
(
うち
)
の
會社
(
くわいしや
)
からすぐに
出向
(
でむ
)
く。
元園町
(
もとぞのちやう
)
の
雪岱
(
せつたい
)
さんは
出
(
で
)
さきから
參會
(
さんくわい
)
と。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
第三囘
(
だいさんくわい
)
の
幹事
(
かんじ
)
は、
元園町
(
もとぞのちやう
)
——
小村雪岱
(
こむらせつたい
)
さん——
受之
(
これをうく
)
。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“元”で始まる語句
元
元気
元結
元来
元禄
元來
元和
元氣
元就
元亀