“ひんゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
品位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見(み)る目(め)に見(み)なば美男(びなん)とも言(い)ふべきにや、鼻筋(はなすぢ)とほり眼(め)もと鈍(にぶ)からず、豐頬(しもぶくれ)の柔和顏(にうわがほ)なる敏(さとし)、流石(さすが)に學問(がくもん)のつけたる品位(ひんゐ)は、庭男(にはをとこ)に成(な)りても身(み)を放(はな)れず、吾助吾助(ごすけ/\)と勝手元(かつてもと)に姦(かし)ましき評判(ひやうばん)は
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それは例(たと)へば堂塔(だうたふ)伽藍(がらん)を造(つく)る場合(ばあひ)に、巨大(きよだい)なる重(おも)い屋根(やね)を支(さゝ)へる必要上(ひつえうじやう)、軸部(ぢくぶ)を充分(じうぶん)に頑丈(ぐわんぜう)に組(く)み堅(かた)めるとか、宮殿(きうでん)を造(つく)る場合(ばあひ)に、その格式(かくしき)を保(たも)ち、品位(ひんゐ)を備(そな)へるために、優良(いうれう)なる材料(ざいれう)を用(もち)ひ
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
(美津(みつ)、下駄(げた)を買(か)うてやるか。)と言(い)つて見(み)たが、默(だま)つて返事(へんじ)をしなかつた。貞淑(ていしゆく)なる細君(さいくん)は、其(そ)の品位(ひんゐ)を保(たも)つこと、恰(あたか)も大籬(おほまがき)の遊女(いうぢよ)の如(ごと)く、廊下(らうか)で會話(くわいわ)を交(まじ)へるのは、仂(はした)ないと思(おも)つたのであらう。
山の手小景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)