“ひんい”の漢字の書き方と例文
語句割合
品位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その言いかたが、またとても品位ひんいがありましたので、ニールスは、すっかりまごついてしまいました。「これはたしかに、ただの鳥じゃないぞ。」と、ニールスは心の中で思いました。
浮かれ遊びに夜をかす者でないこと、また、この女が、さような闇の花でないことは、化粧のさま、髪のかたち、なお、つつまれぬものは人の品位ひんいというもの、それをよくよくごらんあれば
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それからおかおは、どちらかといえばしもぶくれの面長おもなが眼鼻立めはなだちのうち何所どこかがとくてていともうすのではなしに、どこもかしこもよくととのった、まことに品位ひんいそなわった、立派りっぱ御標致ごきりょう