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ひんい
ふりがな文庫
“ひんい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
品位
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
品位
(逆引き)
その言いかたが、またとても
品位
(
ひんい
)
がありましたので、ニールスは、すっかりまごついてしまいました。「これはたしかに、ただの鳥じゃないぞ。」と、ニールスは心の中で思いました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
浮かれ遊びに夜を
更
(
ふ
)
かす者でないこと、また、この女が、さような闇の花でないことは、化粧のさま、髪の
容
(
かたち
)
、なお、つつまれぬものは人の
品位
(
ひんい
)
というもの、それをよくよくごらんあれば
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それからお
顔
(
かお
)
は、どちらかといえば
下
(
しも
)
ぶくれの
面長
(
おもなが
)
、
眼鼻立
(
めはなだ
)
ちの
中
(
うち
)
で
何所
(
どこ
)
かが
特
(
とく
)
に
取
(
と
)
り
立
(
た
)
てて
良
(
よ
)
いと
申
(
もう
)
すのではなしに、どこもかしこもよく
整
(
ととの
)
った、まことに
品位
(
ひんい
)
の
備
(
そな
)
わった、
立派
(
りっぱ
)
な
御標致
(
ごきりょう
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
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