“ひで”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒデ
語句割合
39.0%
22.0%
日照11.9%
10.2%
10.2%
非道6.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし、このことをひでちゃんが、おねえさんにはなしたら、おねえさんが、うちじゅうのひとはなしして、たいへんだとおもったからでしょう。
二少年の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「このひでりを知らんのか。お前の留守に、田圃たんぼかわいてしまう。荒町あたりじゃ梵天山ぼんでんやまへ登って、雨乞いを始めている。氏神うじがみさまへ行ってごらん、お千度せんどまいりの騒ぎだ。」
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
品川のはずれまで魚心堂が見送りに出て、幸先さいさきを祝って四人のうしろから扇子の風を送った……四人旅、悲しく死んだお妙の泪のような日照ひであめれて……。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ひでちゃんは、いくつもたこのがっている、はらほうをながめて、自分じぶんたちは、二とあのやまがらをることがないだろうとおもいました。
山へ帰ったやまがら (新字新仮名) / 小川未明(著)
牛蒡ごばうもうつかりしてなはしばつてけちや、其處そこからくされがへえつてひでえもんだな、わらぽどきれえだとえんのさな」勘次かんじ横合よこあひからいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いい商売しょうべえだろう! みんなよく働いてくれるから俺も楽さ。なに? 有名な女優の名を使うのは非道ひでえじゃねえかって? 馬鹿言いなさんな。そっくり出鱈目だあね。