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日照
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ひで
ふりがな文庫
“
日照
(
ひで
)” の例文
そのかすかなかすかな
日照
(
ひで
)
り雨が
霽
(
は
)
れましたので、草はきらきら光り、
向
(
む
)
こうの山は明るくなって、たいへんまぶしそうに
笑
(
わら
)
っています。
めくらぶどうと虹
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
品川のはずれまで魚心堂が見送りに出て、
幸先
(
さいさき
)
を祝って四人のうしろから扇子の風を送った……四人旅、悲しく死んだお妙の泪のような
日照
(
ひで
)
り
雨
(
あめ
)
に
濡
(
ぬ
)
れて……。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
日照
(
ひで
)
り續きの庭に
箒目
(
はうきめ
)
美しく
掃除
(
さうぢ
)
が屆いて、其處には足跡らしいものもなく、縁側は行止りですから、若しお鈴が人に殺されたものとすれば、曲者は外から入つたのでなく
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
此地
(
ここ
)
は韓國に向ひ
笠紗
(
かささ
)
の
御前
(
みさき
)
にま來通りて
一五
、朝日の
直
(
ただ
)
刺
(
さ
)
す國、夕日の
日照
(
ひで
)
る國なり。かれ
此地
(
ここ
)
ぞいと吉き
地
(
ところ
)
」と詔りたまひて、底つ石根に宮柱太しり、高天の原に
氷椽
(
ひぎ
)
高しりてましましき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
真夏日の
日照
(
ひで
)
りはげしき
街
(
まち
)
をあゆみふと耳に入る
発電機
(
ダイナモ
)
の響
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
さて、かすかなかすかな
日照
(
ひで
)
り雨が
降
(
ふ
)
りましたので、草はきらきら光り、
向
(
む
)
こうの山は
暗
(
くら
)
くなりました。
めくらぶどうと虹
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
下草を而も
日照
(
ひで
)
りに眼を射るは山百合のしろき
裂長
(
きれなが
)
の花
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
下草を而も
日照
(
ひで
)
りに眼を射るは山百合のしろき
裂長
(
きれなが
)
の花
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“日照”の解説
日照(にっしょう)は、太陽光の直射光(直射日光)が地表に当たっている状態のことである。日照時間等の観測においては、1平方メートルあたり120ワット以上の直射光が当たっている場合を指し、これは影が観察される程度の光である。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
“日照”で始まる語句
日照雨
日照山