“日照”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひで63.6%
ひでり27.3%
ひて9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかすかなかすかな日照ひでり雨がれましたので、草はきらきら光り、こうの山は明るくなって、たいへんまぶしそうにわらっています。
めくらぶどうと虹 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
品川のはずれまで魚心堂が見送りに出て、幸先さいさきを祝って四人のうしろから扇子の風を送った……四人旅、悲しく死んだお妙の泪のような日照ひであめれて……。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
真夏日の日照ひでりはげしきまちをあゆみふと耳に入る発電機ダイナモの響
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
平次は尚ほも灯を借りて、縁側の下、庭のあたりを見ましたが、日照ひでり續きの庭に箒目はうきめ美しく掃除さうぢが屆いて、其處には足跡らしいものもなく、縁側は行止りですから、若しお鈴が人に殺されたものとすれば
ここに詔りたまはく、「此地ここは韓國に向ひ笠紗かささ御前みさきにま來通りて一五、朝日のただす國、夕日の日照ひでる國なり。かれ此地ここぞいと吉きところ」と詔りたまひて、底つ石根に宮柱太しり、高天の原に氷椽ひぎ高しりてましましき。
「親分の前だが、女日照ひでりの國には、いろんな怪物えてものがゐるんですね」
当年はすなわち天に陽明とござって、日照ひでりが六分……
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
中庭の柿の老木は庇より手のとどかむに暑き日照ひでり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
氾濫はんらん卑湿ひしつの不愉快を避けるためには、人はいわゆる「朝日の直指たださす国、夕日の日照ひてる国」をえらばねばならなかった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)