“ばあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
場合91.5%
塲合6.4%
機會2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九、 大地震だいぢしん場合ばあひには水道すいどう斷水だんすいするものと覺悟かくごし、機敏きびん貯水ちよすい用意よういをなすこと。またみづもちひざる消防法しようぼうほうをも應用おうようすべきこと。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
吾等われ/\この危難きなんからすくいだことは、大佐たいさ智惠ちゑでもとておよばぬのであらうと、わたくしふかこゝろけつしたが、いま塲合ばあひだからなにはない。
近頃ちかごろはそれが段々だん/\いてて、宗助そうすけ機會ばあひも、ねん幾度いくど勘定かんぢやう出來できくらゐすくなくなつたから、宗助そうすけ役所やくしよ出入でいりに、御米およねまたをつと留守るす立居たちゐ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)