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しやかい
然れども
別に
社界の
大弊根の
長く
存するありて、
壯年有爲の
士をして
徃々にして
熱火を
踏み
焔柱を
抱くの
苦慘を
快とせしむる
事あり。
是等が
真面目ならざる
宗教家なり、彼等の
存在は
教会に
害あり、
社界に害あり、
国家に
害あり、今日は彼等を
排除すべき時なり。
何ぞ
醉漢の
心中を
暴露するの
妙なる。
更に
進んで
我妻を
説き
我娘を
談じ、
娘が
婬賣する
事まで、
慚色なく
吐き
出づるに
至りては
露國の
社界亦た
驚くべきにあらずや。
犠牲だとか
精神的教育だとか
能弁的に
社界に
訴へながら自らは
米国的安楽主義を
採るものなり、即ち義を見て為し得ざる
卑怯者なり、即ち
脳髄と
心臓と
性質を
異にするものなり
ですから
當時において
既に
協同一致して
爲事をする
一つの
團體、
社會といふものが
出來てをり、またそれを
支配して
行く
頭、すなはち
酋長のようなものがなくては