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しもぶくれ
ふりがな文庫
“しもぶくれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下脹
30.0%
下膨
30.0%
下豊
20.0%
豊頬
10.0%
豐頬
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下脹
(逆引き)
年紀
(
とし
)
の頃は十九か
二十歳
(
はたち
)
、色は透通る程白く、鼻筋の通りました、
窶
(
やつ
)
れても
下脹
(
しもぶくれ
)
な、見るからに風の障るさえ痛々しい、
葛
(
くず
)
の葉のうらみがちなるその風情。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しもぶくれ(下脹)の例文をもっと
(3作品)
見る
下膨
(逆引き)
主人
(
しゆじん
)
は
予想通
(
よさうどほ
)
り
血色
(
けつしよく
)
の
好
(
い
)
い
下膨
(
しもぶくれ
)
の
福相
(
ふくさう
)
を
具
(
そな
)
へてゐたが、
御米
(
およね
)
の
云
(
い
)
つた
樣
(
やう
)
に
髭
(
ひげ
)
のない
男
(
をとこ
)
ではなかつた。
鼻
(
はな
)
の
下
(
した
)
に
短
(
みじ
)
かく
刈
(
か
)
り
込
(
こ
)
んだのを
生
(
は
)
やして、たゞ
頬
(
ほゝ
)
から
腮
(
あご
)
を
奇麗
(
きれい
)
に
蒼
(
あを
)
くしてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しもぶくれ(下膨)の例文をもっと
(3作品)
見る
下豊
(逆引き)
下豊
(
しもぶくれ
)
の柔和な顔であるのに私に視入られると雪子は、頬をひき吊り
蟀谷
(
こめかみ
)
のかすかな筋をふるはせた。この恋の要求が
逸早
(
いちはや
)
く自分の身なりに意を留めさせ、きたない顔を又気に病ませた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
しもぶくれ(下豊)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
豊頬
(逆引き)
色くっきりと白くして
豊頬
(
しもぶくれ
)
の愛敬のある、少しも
白粉気
(
おしろいけ
)
の無い実に
透通
(
すきとお
)
る様な、是が本当の美人と申すので、此の娘が今
襷掛
(
たすきがけ
)
で働いて居ります、
余
(
あんま
)
り美しいから人が立停って見て居る様子。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しもぶくれ(豊頬)の例文をもっと
(1作品)
見る
豐頬
(逆引き)
見
(
み
)
る
目
(
め
)
に
見
(
み
)
なば
美男
(
びなん
)
とも
言
(
い
)
ふべきにや、
鼻筋
(
はなすぢ
)
とほり
眼
(
め
)
もと
鈍
(
にぶ
)
からず、
豐頬
(
しもぶくれ
)
の
柔和顏
(
にうわがほ
)
なる
敏
(
さとし
)
、
流石
(
さすが
)
に
學問
(
がくもん
)
のつけたる
品位
(
ひんゐ
)
は、
庭男
(
にはをとこ
)
に
成
(
な
)
りても
身
(
み
)
を
放
(
はな
)
れず、
吾助吾助
(
ごすけ/\
)
と
勝手元
(
かつてもと
)
に
姦
(
かし
)
ましき
評判
(
ひやうばん
)
は
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
しもぶくれ(豐頬)の例文をもっと
(1作品)
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