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下脹
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しもぶくれ
ふりがな文庫
“
下脹
(
しもぶくれ
)” の例文
一人の女は女中らしい顏立で
下脹
(
しもぶくれ
)
の品の惡い顏ではあるが、それでも色が白いのとぱつちりとした目で見るともなしに三藏の顏を見た其目附が心を牽く。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
年紀
(
とし
)
の頃は十九か
二十歳
(
はたち
)
、色は透通る程白く、鼻筋の通りました、
窶
(
やつ
)
れても
下脹
(
しもぶくれ
)
な、見るからに風の障るさえ痛々しい、
葛
(
くず
)
の葉のうらみがちなるその風情。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お得意というものは有難いものである。この家には色白の
下脹
(
しもぶくれ
)
の可愛い顔をした男の子がいた。
安い頭
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
脹
漢検準1級
部首:⾁
12画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕