“けつしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
決心77.3%
决心22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんなことばもきこえました。そのうちにたうたう一ぴきが、いかにも決心けつしんしたらしく、せなかをまつすぐにしてからはなれて、まんなかのはうすゝました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
しかしをとこころさずとも、をんなうばこと出來できれば、べつ不足ふそくはないわけです。いや、そのときこころもちでは、出來できるだけをとこころさずに、をんなうばはうと決心けつしんしたのです。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しばらくしてから、もうなんともないことをつて、あいちやんはたゞちに花園はなぞのかうと决心けつしんしました、が可哀相かあいさうあいちやんは、戸口とぐちまでてから、そのちひさな黄金こがねかぎわすれたことにがついて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
きみその决心けつしんがあるなら屹度きつと出來できます、鐵車てつしや製造所せいぞうしよは、秘密造船所ひみつざうせんじよない何處どこかにまうけ、充分じゆうぶん材料ざいれうわたくしほうから供給けうきうし、またきみ助手たすけてとしては、毎日まいにち午前ごぜん午後ごゞ交代かうたい