“きたる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
来60.0%
來20.0%
喜多留20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に、後月(あとつき)のその舞台は、ちょっと清書にいたし、方々(かたがた)の御内見に入れますので、世間晴れての勤めは、更(あらた)めて来(きたる)霜月の初旬(はじめ)、さるその日本の舞台に立つ筈(はず)でござる。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『海蛇丸(かいだまる)來(きたる)! 海蛇丸(かいだまる)來(きたる)!。』と私(わたくし)が絶叫(ぜつけう)した時(とき)、虎髯大尉(こぜんたいゐ)は身(み)を翻(ひるが)へして戰鬪樓(せんとうらう)の方(かた)へ走(はし)り去(さ)つた。
『それ、櫻木大佐(さくらぎたいさ)來(きたる)! 電光艇(でんくわうてい)の應援(おうえん)ぞ! おくれて彼方(かなた)の水兵(すいへい)に笑(わら)はれな、進(すゝ)め/\。』の號令(がうれい)の下(した)に、軍艦(ぐんかん)「日(ひ)の出(で)」の士官(しくわん)水兵(すいへい)は勇氣(ゆうき)百倍(ひやくばい)、息(いき)をもつかせず發射(はつしや)する彈丸(だんぐわん)は
掲げ其中より取出(とりいだ)したる柳樽(やなぎだる)も家内(かない)喜多留(きたる)と記(しる)しゝは妻を娶(めとる)の祝言にや麻(あさ)を白髮(しらが)とかい附しは麻の如くに最(いと)直(すぐ)に共(とも)白髮(しらが)まで消光(くらす)なる可し其の外(ほか)鯣(するめ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)