“あくぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪戯68.8%
惡戲18.8%
惡戯12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欲望を異にして、目的を同じうするこの悪戯あくぎに似たるほどの奇妙な道連れは、単に道連れとしてはおたがいに頼もしいものでありました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
與吉よきちはじ野外やぐわい惡戲あくぎもちゐた手段しゆだんもつたゝいてさうとしまたさうとした。乾燥かんさうした落葉おちば迅速じんそく誘導いうだうしてかれ横頬よこほゝねぶつて、かれおもはずこゑはなつたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
れでもなほ彼等かれら屈託くつたくしてれば、彼等かれら庇護ひごしてかきであればこずゑからまだあをげて、瞬間しゆんかんおどろやす彼等かれらあざむかれて、彼等かれら伴侶なかま惡戯あくぎであるかをうたがうてはあわてゝ周圍しうゐとき
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)