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隔
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ふりがな文庫
“
隔
(
へ
)” の例文
四十男
(
しゞふをとこ
)
の
水呑百姓
(
みづのみひやくしやう
)
と
思
(
おも
)
つたのは、
學校
(
がくかう
)
より十町ばかり
隔
(
へ
)
だつて
居
(
ゐ
)
る
松林
(
まつばやし
)
の
奧
(
おく
)
に
一構
(
ひとかまへ
)
の
宅地
(
たくち
)
を
擁
(
よう
)
し、
米倉
(
べいさう
)
の
三棟
(
みむね
)
を
並
(
なら
)
べて
居
(
ゐ
)
る
百姓
(
ひやくしやう
)
、
池上權藏
(
いけがみごんざう
)
といふ
男
(
をとこ
)
で、
大島小學校
(
おほしませうがくかう
)
の
創立者
(
さうりつしや
)
、
恩人
(
おんじん
)
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
すると廊下を一つ
隔
(
へ
)
だてた、同じ水に臨んだ
小室
(
こべや
)
の方で、やがて小夜子がお
愛相
(
あいそ
)
笑いしていると思ったが、しばらくすると再び庸三たちの方へ戻って来た時には、ビイルでも
呑
(
の
)
んだものらしく
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
寄
(
よ
)
る
邊
(
べ
)
なき
御身
(
おんみ
)
憐
(
あは
)
れやとの
情
(
じやう
)
やう/\
長
(
ちやう
)
じては、
我
(
わ
)
れ
一人
(
ひとり
)
をば
天
(
あま
)
が
下
(
した
)
の
頼
(
たの
)
もし
人
(
びと
)
にして、一にも
松野
(
まつの
)
二にも
松野
(
まつの
)
と、
隔
(
へ
)
だてなく
遠慮
(
ゑんりよ
)
なく
甘
(
あま
)
へもしつ
㑃強
(
すね
)
もしつ、
睦
(
むつ
)
れよる
心
(
こゝろ
)
愛
(
あい
)
らしさよと
思
(
おも
)
ひしが
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“隔”を含む語句
間隔
懸隔
隔意
遠隔
隔離
隔絶
分隔
隔日
隔心
隔子
相隔
隔膜
疎隔
隔世
隔靴掻痒
横隔膜
離隔
阻隔
隔在的
隔月
...