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道幅
ふりがな文庫
“道幅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みちはば
50.0%
みちはゞ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちはば
(逆引き)
麻布
(
あざぶ
)
の
聯隊
(
れんたい
)
より立派でない。大通りも見た。
神楽坂
(
かぐらざか
)
を半分に狭くしたぐらいな
道幅
(
みちはば
)
で
町並
(
まちなみ
)
はあれより落ちる。二十五万石の城下だって高の知れたものだ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人様々の顔の
相好
(
すまい
)
、おもいおもいの
結髪風姿
(
かみかたち
)
、
聞覩
(
ぶんと
)
に
聚
(
あつ
)
まる
衣香襟影
(
いこうきんえい
)
は紛然雑然として千態
万状
(
ばんじょう
)
、ナッカなか以て一々枚挙するに
遑
(
いとま
)
あらずで、それにこの辺は
道幅
(
みちはば
)
が
狭隘
(
せばい
)
ので尚お一段と
雑沓
(
ざっとう
)
する。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
道幅(みちはば)の例文をもっと
(2作品)
見る
みちはゞ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
暫
(
しばら
)
く
又
(
また
)
凝然
(
ぢつ
)
として
上流
(
じやうりう
)
の
小船
(
こぶね
)
を
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た。
彼
(
かれ
)
は
氣
(
き
)
がついた
時
(
とき
)
土手
(
どて
)
を一
散
(
さん
)
に
北
(
きた
)
へ
急
(
いそ
)
いだ。
土手
(
どて
)
は
軈
(
やが
)
て
水田
(
すゐでん
)
に
添
(
そ
)
うてうね/\と
遠
(
とほ
)
く
走
(
はし
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
土手
(
どて
)
の
道幅
(
みちはゞ
)
が
狹
(
せま
)
くなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それ、
自動車
(
じどうしや
)
が
來
(
き
)
たぜ、と
婦
(
をんな
)
まじりで、
道幅
(
みちはゞ
)
が
狹
(
せま
)
い、しば/\
縁臺
(
えんだい
)
を
立
(
た
)
つのだが、
俥
(
くるま
)
は
珍
(
めづ
)
らしいほどである。これから、
相乘
(
あひのり
)
——と
云
(
い
)
ふ
處
(
ところ
)
を。……おゝ、
銀河
(
あまのかは
)
が
見
(
み
)
える——
初夜
(
しよや
)
すぎた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
道幅(みちはゞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
幅
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端
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長塚節
泉鏡太郎
夏目漱石
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