トップ
>
追撃
>
ついげき
ふりがな文庫
“
追撃
(
ついげき
)” の例文
が、
民部
(
みんぶ
)
の
采配
(
さいはい
)
は、それに息をつく
間
(
ま
)
もあたえず、たちまち八
射
(
しゃ
)
の急陣と変え、はやきこと
奔流
(
ほんりゅう
)
のように、
追
(
お
)
えや追えやと
追撃
(
ついげき
)
してきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初
(
はじめ
)
の
間
(
あひだ
)
は
矢張
(
やはり
)
昨日
(
きのふ
)
と
同
(
おなじ
)
く、
數百頭
(
すうひやくとう
)
の
猛獸
(
まうじう
)
は
隊
(
たい
)
をなして、
鐵車
(
てつしや
)
の
前後
(
ぜんご
)
に
隨
(
したが
)
つて
追撃
(
ついげき
)
して
來
(
き
)
たが、
其中
(
そのうち
)
には
疲勞
(
つかれ
)
のために
逃去
(
にげさ
)
つたのもあらう、また
吾等
(
われら
)
が
絶
(
た
)
えず
發射
(
はつしや
)
する
彈丸
(
だんぐわん
)
のために
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「どうしたのか。大分敵は速度がにぶったな。よし、全速力にて
追撃
(
ついげき
)
せよ——」
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
討手
(
うって
)
の
追撃
(
ついげき
)
を受けて宮は自害し給い、神器のうち
宝剣
(
ほうけん
)
と鏡とは取り返されたが、
神璽
(
しんじ
)
のみは南朝方の手に残ったので、楠氏
越智
(
おち
)
氏の一族
等
(
ら
)
は
更
(
さら
)
に宮の
御子
(
みこ
)
お
二方
(
ふたかた
)
を
奉
(
ほう
)
じて義兵を挙げ、
伊勢
(
いせ
)
から
紀井
(
きい
)
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
穴山
(
あなやま
)
の四
天王
(
てんのう
)
猪子伴作
(
いのこばんさく
)
、
足助主水正
(
あすけもんどのしょう
)
、その他の
郎党
(
ろうどう
)
は、民部が神のごとき采配ぶりにたちまち
頽勢
(
たいせい
)
を
盛
(
も
)
りかえし、
猛然
(
もうぜん
)
と
血槍
(
ちやり
)
をふるって
追撃
(
ついげき
)
してきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
60
追撃
(
ついげき
)
火星兵団
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
渓流を
越
(
こ
)
えて
追撃
(
ついげき
)
してきたのは、
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
と
雁六
(
がんろく
)
をせんとうにした一
隊
(
たい
)
である。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“追撃”の意味
《名詞》
追 撃(ついげき)
逃げる敵を追いかけて攻撃すること。
(出典:Wiktionary)
“追撃”の解説
追撃(ついげき、en: pursuit)は、戦場から離脱する敵部隊に対して行う攻撃の一段階である。
(出典:Wikipedia)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“追”で始まる語句
追
追従
追々
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈