“ついげき”の漢字の書き方と例文
語句割合
追撃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
討手うって追撃ついげきを受けて宮は自害し給い、神器のうち宝剣ほうけんと鏡とは取り返されたが、神璽しんじのみは南朝方の手に残ったので、楠氏越智おち氏の一族さらに宮の御子みこ二方ふたかたほうじて義兵を挙げ、伊勢いせから紀井きい
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
穴山あなやまの四天王てんのう猪子伴作いのこばんさく足助主水正あすけもんどのしょう、その他の郎党ろうどうは、民部が神のごとき采配ぶりにたちまち頽勢たいせいりかえし、猛然もうぜん血槍ちやりをふるって追撃ついげきしてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
60 追撃ついげき
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)