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輩
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ども
ふりがな文庫
“
輩
(
ども
)” の例文
石の如くなりて聞き居りし役人
輩
(
ども
)
は此時、俄かに周章狼狽し初めたるが、そが中にも、罪状を読み上げたりし陣羽織の一人は、采配持つ手もわなゝきつゝ立上り
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
武裝
(
ぶさう
)
せる
幾多
(
いくた
)
の
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
ども
)
は
手
(
て
)
に/\
劔戟
(
けんげき
)
を
振翳
(
ふりかざ
)
しつゝ、
彼方
(
かなた
)
の
甲板
(
かんぱん
)
から
此方
(
こなた
)
へ
乘移
(
のりうつ
)
り、
互
(
たがひ
)
に
血汐
(
ちしほ
)
を
流
(
なが
)
して
勝敗
(
しようはい
)
を
爭
(
あらそ
)
ふのであるから、
海賊
(
かいぞく
)
勝
(
か
)
てば
其後
(
そのゝち
)
の
悲慘
(
ひさん
)
なる
光景
(
くわうけい
)
は
言
(
い
)
ふ
迄
(
まで
)
もないが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
血気に
逸
(
はや
)
る若鬼
輩
(
ども
)
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
事
(
こと
)
面倒
(
めんだう
)
と
思
(
おも
)
はゞ、
昔話
(
むかしばなし
)
に
聞
(
き
)
く
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
戰術
(
せんじゆつ
)
を
其儘
(
そのまゝ
)
に、
鋭
(
するど
)
き
船首
(
せんしゆ
)
は
眞一文字
(
まいちもんじ
)
に
此方
(
こなた
)
に
突進
(
とつしん
)
し
來
(
きた
)
つて、
手
(
て
)
に/\
劍戟
(
けんげき
)
を
振翳
(
ふりかざ
)
せる
異形
(
ゐげう
)
の
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
ども
)
は
亂雲
(
らんうん
)
の
如
(
ごと
)
く
我
(
わ
)
が
甲板
(
かんぱん
)
に
飛込
(
とびこ
)
んで
來
(
く
)
るかも
知
(
し
)
れぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「それ非人
輩
(
ども
)
……先づ其の女から」
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
若
(
も
)
し
此方
(
こなた
)
強
(
つよ
)
ければ
其
(
その
)
賊
(
ぞく
)
輩
(
ども
)
を
鏖殺
(
みなごろし
)
にする
事
(
こと
)
も
出來
(
でき
)
るのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
やおれ役人
輩
(
ども
)
。よつく承れ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
“輩”を含む語句
吾輩
奴輩
朋輩
儕輩
年輩
徒輩
傍輩
彼輩
若輩
同年輩
児輩
友輩
我輩
手輩
末輩
同輩
此輩
汝輩
所化輩
前輩
...