“友輩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともばら33.3%
ともがら33.3%
ともだち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義清は、その日、その足で、まっ直ぐに、鳥羽院へ来て、致仕ちしの旨を奏し、友輩ともばらに、別れもいわず、家へ帰ってしまった。
五人の友輩ともがら、幾人かの弟子どもを、刀を抜かず打ち倒した雪之丞の、あまりに昂然こうぜんたる意気に、気圧けおされはしたが、退きもならず、勇気を振い起し、髪の毛を逆立てて
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
……同時に、時々の出入りとまでしばしばでなくても、同門の友輩ともだちで知合ってる糸こうが、少くとも、岡惚れを。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)