“ともばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
友輩50.0%
供輩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義清は、その日、その足で、まっ直ぐに、鳥羽院へ来て、致仕ちしの旨を奏し、友輩ともばらに、別れもいわず、家へ帰ってしまった。
あとにのこされた衣川きぬがわおうなの嘆きや、源ノ渡の恨みや、院の友輩ともばら嘲笑ちょうしょう、世間のそしりなども、声をそろえ、形相ぎょうそうをなして、おそろしいばかり、自分をほえ責めている。
友輩ともばらは、いいあった。
お後からすぐ、人見新助、御厨ノ伝次、佐野十郎など、いつものお供輩ともばら
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)