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終
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す
ふりがな文庫
“
終
(
す
)” の例文
……十五の時に国の中学の三年が
終
(
す
)
んで直ぐ東京へ遣つて来て、あつち、こつちの中学を漂泊したさ。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
行儀作法
(
ぎゃうぎさはふ
)
の
生粹
(
きっすゐ
)
ぢゃありやせん、でも
眞
(
ほん
)
の
事
(
こと
)
、
仔羊
(
こひつじ
)
のやうに、
温和
(
おとな
)
しい
人
(
ひと
)
ぢゃ。さァ/\/\、
小女
(
いと
)
よ、
信心
(
しんじん
)
さっしゃれ。……え、もう
終
(
す
)
みましたかえ、お
晝
(
ひる
)
の
食事
(
しょくじ
)
は?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
そして
能
(
よ
)
く私のことを心配をしてくれ、私もまた同氏のためには心から尽くしたので、博覧会が
終
(
す
)
んでも、まだ暇が貰えず、やはり、二年越し
此所
(
ここ
)
へ勤めていたのでした。
幕末維新懐古談:37 鋳物の仕事をしたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
秋になると梢に反覆分枝し五裂花冠と五雄蕊とを有する淡黄色の小花を沢山に開いている。花が
終
(
す
)
んだ後には双頭状を成した小さい果実が出来、秋が
深
(
ふ
)
けるとその苗が枯れる。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
是
(
これ
)
よりグロモフの
家
(
いへ
)
には、
不幸
(
ふかう
)
が
引續
(
ひきつゞ
)
いて
來
(
き
)
てセルゲイの
葬式
(
さうしき
)
の
終
(
す
)
んだ一
週間
(
しうかん
)
目
(
め
)
、
父
(
ちゝ
)
のグロモフは
詐欺
(
さぎ
)
と、
浪費
(
らうひ
)
との
件
(
かど
)
を
以
(
もつ
)
て
裁判
(
さいばん
)
に
渡
(
わた
)
され、
間
(
ま
)
もなく
監獄
(
かんごく
)
の
病院
(
びやうゐん
)
でチブスに
罹
(
かゝ
)
つて
死亡
(
しばう
)
して
了
(
しま
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
マーキュ
大
(
おほ
)
ちがひぢゃ、
何
(
なに
)
をしようぞい。
事
(
こと
)
はとうに
終
(
す
)
んだわ。もう
何
(
なに
)
もする
氣
(
き
)
は
無
(
な
)
い。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
上野の戦争が
終
(
す
)
んで後私が十八、九のことであったか。徳川家に属した方の武家などは急に生活の道を失い、ちりぢりばらばらになって、いろいろな
身惨
(
みじめ
)
な話などを聞きました。
幕末維新懐古談:20 遊芸には縁のなかったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
これよりグロモフの
家
(
いえ
)
には、
不幸
(
ふこう
)
が
引続
(
ひきつづ
)
いて
来
(
き
)
てセルゲイの
葬式
(
そうしき
)
の
終
(
す
)
んだ一
週間
(
しゅうかん
)
目
(
め
)
、
父
(
ちち
)
のグロモフは
詐欺
(
さぎ
)
と、
浪費
(
ろうひ
)
との
件
(
かど
)
を
以
(
もっ
)
て
裁判
(
さいばん
)
に
渡
(
わた
)
され、
間
(
ま
)
もなく
監獄
(
かんごく
)
の
病院
(
びょういん
)
でチブスに
罹
(
かか
)
って
死亡
(
しぼう
)
してしまった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私が高村姓を名乗るようになったのは全く徴兵よけのためであったので、これで一切始末が附いて、私は兵隊にならずに
終
(
す
)
んだのでありました。今から考えるとこれはあまり良い事ではないようです。
幕末維新懐古談:22 徴兵適齢のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
終
常用漢字
小3
部首:⽷
11画
“終”を含む語句
始終
終夜
終日
臨終
終局
最終
終焉
終始
終了
始中終
終末
終宵
終幕
命終
末始終
終生
初中終
終身
終極
一部始終
...