“初中終”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シヨツチユウ42.9%
しよつちゆう28.6%
しょっちゅう28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此は、横佩家へも出入りし、大伴家へも初中終シヨツチユウ來る古刀自フルトジの、人のわるい内證話であつた。其を聞いて後、家持自身も、何だか好奇心に似たものが、どうかすると頭をモタげて來て困つた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
ミハイル、アウエリヤヌヰチも猶且やはり初中終しよつちゆう、アンドレイ、エヒミチを訪問たづねてて、氣晴きばらしせることが自分じぶん義務ぎむ心得こゝろえてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
時々、こんなかしこまったもの言いもまじえる。兵部大輔は、自身のことばづかいにも、初中終しょっちゅう、気扱いをせねばならなかった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)