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煮染屋
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にしめや
四谷の
通りへ
食料を
探しに
出て、
煮染屋を
見つけて、
崩れた
瓦、
壁泥の
堆いのを
踏んで
飛込んだが、
心あての
昆布の
佃煮は
影もない。
「そうそう、まだその外に
煮染屋となったこともある」
晃 土橋の
煮染屋で竹の皮づつみと
遣らかす、その方が
早手廻だ。
鰊の煮びたし、焼どうふ、
可かろう、山沢。
人形町
居廻から築地辺、居酒屋、
煮染屋の
出入、
往復、風を払って
伸しましたわ、すると大変。
……その時は町の方を
歩行いて、通りの
煮染屋の戸口に、
手拭を
頸に
菅笠を
被った……このあたり浜から出る女の魚売が、
天秤を
下した処に
行きかかって、
鮮しい雑魚に添えて、つまといった形で