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流産
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りうざん
ふりがな文庫
“
流産
(
りうざん
)” の例文
其
(
その
)
時分
(
じぶん
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
の
活計
(
くらし
)
は
苦
(
くる
)
しい
苛
(
つら
)
い
月
(
つき
)
ばかり
續
(
つゞ
)
いてゐた。
宗助
(
そうすけ
)
は
流産
(
りうざん
)
した
御米
(
およね
)
の
蒼
(
あを
)
い
顏
(
かほ
)
を
眺
(
なが
)
めて、
是
(
これ
)
も
必竟
(
つまり
)
は
世帶
(
しよたい
)
の
苦勞
(
くらう
)
から
起
(
おこ
)
るんだと
判
(
はん
)
じた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
否
(
いゝえ
)
、まあ、
流
(
なが
)
した
方
(
はう
)
は、お
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
娑婆
(
しやば
)
で
一人
(
ひとり
)
流産
(
りうざん
)
をしませうけれど、そんな
事
(
こと
)
よりお
前
(
まへ
)
さん、
橋
(
はし
)
を
渡
(
わた
)
らない
前
(
まへ
)
だと、まだ
何
(
ど
)
うにか、
仕樣
(
しやう
)
も
分別
(
ふんべつ
)
もありましたらうけれど、
氣短
(
きみじか
)
に
飛越
(
とびこ
)
して
了
(
しま
)
つてさ。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
福岡
(
ふくをか
)
へ
移
(
うつ
)
つてから
間
(
ま
)
もなく、
御米
(
およね
)
は
又
(
また
)
酸
(
す
)
いものを
嗜
(
たし
)
む
人
(
ひと
)
となつた。
一度
(
いちど
)
流産
(
りうざん
)
すると
癖
(
くせ
)
になると
聞
(
き
)
いたので、
御米
(
およね
)
は
萬
(
よろづ
)
に
注意
(
ちゆうい
)
して、つゝましやかに
振舞
(
ふるま
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“流産”の意味
《名詞》
(医学)妊娠22週未満で妊娠が中断すること。
計画などが失敗して実現しないこと。
(出典:Wiktionary)
“流産”の解説
流産(りゅうざん、en: spontaneous abortion, miscarriage)は、胎児が月満たずに死亡して誕生し、妊娠の継続が停止することを指す。半産(はんざん)とも呼ぶ。
ここでは人工的に中絶手術をしていないのにおこる自然妊娠中絶という意味の「流産」について記述する。
(出典:Wikipedia)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
“流”で始まる語句
流行
流
流石
流眄
流暢
流布
流行唄
流浪
流転
流連