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水路
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すゐろ
ふりがな文庫
“
水路
(
すゐろ
)” の例文
まだ夏には早い五月の
水路
(
すゐろ
)
に杉の葉の飾りを取りつけ初めた大きな
三神丸
(
さんじんまる
)
の一部をふと學校がへりに發見した沖ノ端の子供の喜びは何に譬へよう。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
目
(
め
)
を
掩
(
おほ
)
はれたやうで
心細
(
こゝろぼそ
)
い
霧
(
きり
)
の
中
(
なか
)
に、
其麽
(
そんな
)
ことで
著
(
いちじる
)
しく
延長
(
えんちやう
)
された
水路
(
すゐろ
)
を
辿
(
たど
)
つて
居
(
ゐ
)
ながら、
悠然
(
ゆつくり
)
として
鈍
(
にぶ
)
い
棹
(
さを
)
の
立
(
た
)
てやうをするのに
心
(
こゝろ
)
を
焦慮
(
あせ
)
らせて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
此山の
標準
(
みちしるべ
)
、
日本
(
ひのもと
)
の北海へながれきたりたる其
水路
(
すゐろ
)
を
詳究
(
しやうきゆう
)
せんとて「
唐土
(
もろこし
)
歴代
(
れきだい
)
州郡
(
しうぐん
)
沿革地図
(
えんかくちづ
)
」に
拠
(
より
)
て
清国
(
いまのから
)
の
道程
(
みちのり
)
図中
(
づちゆう
)
を
撿
(
けん
)
するに、蛾眉山は
清朝
(
いまのから
)
の
都
(
みやこ
)
を
距
(
へだつ
)
こと日本道四百里
許
(
ばかり
)
の北に在り
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此山の
標準
(
みちしるべ
)
、
日本
(
ひのもと
)
の北海へながれきたりたる其
水路
(
すゐろ
)
を
詳究
(
しやうきゆう
)
せんとて「
唐土
(
もろこし
)
歴代
(
れきだい
)
州郡
(
しうぐん
)
沿革地図
(
えんかくちづ
)
」に
拠
(
より
)
て
清国
(
いまのから
)
の
道程
(
みちのり
)
図中
(
づちゆう
)
を
撿
(
けん
)
するに、蛾眉山は
清朝
(
いまのから
)
の
都
(
みやこ
)
を
距
(
へだつ
)
こと日本道四百里
許
(
ばかり
)
の北に在り
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
薄暮
(
たそがれ
)
の
水路
(
すゐろ
)
に似たる心ありやはらかき夢のひとりながるる
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
滔々
(
たう/\
)
たる
水路
(
すゐろ
)
五百
余里
(
より
)
を
流
(
なが
)
れて東海に入り、
巨濤
(
こたう
)
に千
倒
(
たう
)
し風波に万
顛
(
てん
)
すれども
断折
(
だんせつ
)
砕粉
(
さいふん
)
せず、
直身
(
ちよくしん
)
挺然
(
ていぜん
)
として我国の
洋中
(
おきなか
)
に
漂
(
たゞよ
)
ひ、北海の地方に
近
(
ちか
)
より、
椎谷
(
しひや
)
の
貧民
(
ひんみん
)
に
拾
(
ひろは
)
れて
始
(
はじめ
)
て水を
辞
(
はな
)
れ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
薄暮
(
かはたれ
)
の
水路
(
すゐろ
)
にうつるむらさきの
弧燈
(
こたう
)
の春の愁なるらむ
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
滔々
(
たう/\
)
たる
水路
(
すゐろ
)
五百
余里
(
より
)
を
流
(
なが
)
れて東海に入り、
巨濤
(
こたう
)
に千
倒
(
たう
)
し風波に万
顛
(
てん
)
すれども
断折
(
だんせつ
)
砕粉
(
さいふん
)
せず、
直身
(
ちよくしん
)
挺然
(
ていぜん
)
として我国の
洋中
(
おきなか
)
に
漂
(
たゞよ
)
ひ、北海の地方に
近
(
ちか
)
より、
椎谷
(
しひや
)
の
貧民
(
ひんみん
)
に
拾
(
ひろは
)
れて
始
(
はじめ
)
て水を
辞
(
はな
)
れ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
橋ぎはの醤油竝倉西日さし
水路
(
すゐろ
)
は埋む台湾藻の花
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
水路
(
すゐろ
)
のほとり月光の
斜
(
ななめ
)
に
射
(
さ
)
すもしをらしや。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
その
湿
(
しめ
)
つた
水路
(
すゐろ
)
に
単艇
(
ボート
)
はゆき
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
菱
(
ひし
)
の咲く夏のはじめの
水路
(
すゐろ
)
から
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いまし、また
水路
(
すゐろ
)
のはてに
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
灰
(
はひ
)
濁
(
だ
)
める
水路
(
すゐろ
)
の靄に
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“水路”の意味
《名詞》
水 路 (すいろ)
水を流す通路。用水路、悪水路など。
競泳における区切られたコースのこと。
交通の経路で船舶を利用するもの。副詞的にも用いる。
(出典:Wiktionary)
“水路”の解説
水路(すいろ、en: waterway)とは、人工的に造られた水を流すための構造物である。広義には河川や湖沼、ため池、調整池なども含む総称として使われる場合がある。
また、船舶が航行する水面のことも水路という。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“水路”で始まる語句
水路誌