片隅の枸杞の枝に、小さな実が所々残っていて、赤く艶々と光っていた。あの朝は、順一が生れた時は、薄紫の花が咲いていたっけ。
毒にはなりますまい、何事もなかった処を見ると、枸杞の花だったかも知れません、白く、細かくて、枸杞は薬だといいますから。
そしてどこから持って来たのか、垣根のところにへんな灌木を何本もさし木をした。何の木だねと聞くと、枸杞だと言う。
“枸杞”の意味
《名詞》
枸杞 (くこ)
ナス目ナス科クコ属に属する落葉低木の一種。学名:Lycium chinense。実は食用。
枸杞 (ぬみぐすり)
くこの古名。
芍薬の古名。
枸杞 (ぬみくすね)
くこの古名。
(出典:Wiktionary)
枸杞 (くこ)
枸杞 (ぬみぐすり)
枸杞 (ぬみくすね)
(出典:Wiktionary)
“枸杞(クコ)”の解説
クコ(枸杞、学名: Lycium chinense)は、東アジア原産のナス科クコ属の落葉低木。荒れ地などに見られ、夏から秋にかけて薄紫色の花を咲かせて、秋に赤い果実をつける。有用植物で、食用や薬用に利用される。北アメリカなどにも移入され、分布を広げている。別名、ウルフベリー、ゴジベリー。中国植物名は枸杞(gǒuqǐ)。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
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