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枝振
ふりがな文庫
“枝振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えだぶり
77.8%
えだぶ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えだぶり
(逆引き)
九里は又マロニエの幹を長い
棒麺麭
(
ぼうパン
)
、梢の
枝振
(
えだぶり
)
を箒、白樺を「砂糖漬の木」などと言つた。
而
(
さう
)
して三人が歩き
乍
(
なが
)
ら
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
と言つて、障子を引明けると、庭にある
好
(
い
)
い
枝振
(
えだぶり
)
の松がうまく立花のなかに取入れられたさうだ。流石に池坊式でこれには
拵
(
こしら
)
へ
事
(
ごと
)
の
態
(
わざ
)
とらしさがある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
枝振(えだぶり)の例文をもっと
(7作品)
見る
えだぶ
(逆引き)
別
(
べつ
)
に
腹
(
はら
)
が
立
(
た
)
ちもしませぬ……。
枝振
(
えだぶ
)
りを
直
(
なお
)
す
為
(
た
)
めに
伐
(
き
)
るのと、
悪戯
(
いたずら
)
で
伐
(
き
)
るのとは、
気持
(
きもち
)
がすっかり
異
(
ちが
)
います。
私達
(
わたくしたち
)
にはその
気持
(
きもち
)
がよく
判
(
わか
)
るのです……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
四五本
(
しごほん
)
曲
(
まが
)
つたり
倒
(
たふ
)
れたりだが、
竹垣
(
たけがき
)
を
根岸流
(
ねぎしりう
)
に
取
(
とり
)
まはした、
木戸
(
きど
)
の
内
(
うち
)
には、
梅
(
うめ
)
の
樹
(
き
)
の
枝振
(
えだぶ
)
りの
佳
(
い
)
いのもあるし、
何處
(
どこ
)
から
散
(
ち
)
つたか、
橋
(
はし
)
の
上
(
うへ
)
に
柳
(
やなぎ
)
の
枯葉
(
かれは
)
も
風情
(
ふぜい
)
がある。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
枝振(えだぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“枝”で始まる語句
枝
枝折戸
枝垂
枝葉
枝折
枝垂桜
枝垂柳
枝豆
枝頭
枝折門
“枝振”のふりがなが多い著者
大下藤次郎
浅野和三郎
村井弦斎
与謝野寛
泉鏡太郎
島崎藤村
薄田泣菫
石川啄木
夏目漱石
与謝野晶子