“枝垂柳”の読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しだれやなぎ100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
涙に暮れる枝垂柳しだれやなぎよ、棄てられた女の亂髮みだれがみ、心と世とを隔てる幕、おまへのうれひのやうに輕い花を織り合せた縮緬ちりめん
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
涙に暮れる枝垂柳しだれやなぎよ、おまへの髮をきあげて、そら御覽よ、あすこを通る人を、あかつきをかに立つ人を、
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
空には奥ゆかしい廂の上に枝垂柳しだれやなぎが垂れている。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
枝垂柳しだれやなぎもほんのり青みが見えるようになった。
春の潮 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
水面のまた閑かな投影、枝垂柳しだれやなぎの深さ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
堤には風になびく枝垂柳しだれやなぎも見える。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
枝垂柳しだれやなぎのしげみを、
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
枝垂柳しだれやなぎ
野口雨情民謡叢書 第一篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
——スルスルスルと蛇のようにあがっていった朱い尾が、かっと光りを強めたかとおもうと、ドーン、忽ち大空一ぱいに、枝垂柳しだれやなぎのごとく花開いた、つづいて反対の方角から打ち揚げられたは真っ赤な真っ赤な硝子玉びいどろだまで、枝珊瑚珠のいろに散らばる、やがて黄色い虹に似たのが、また紅い星が、碧い玉が。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)