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星霜
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せいさう
ふりがな文庫
“
星霜
(
せいさう
)” の例文
身長
(
みのたけ
)
七
尺
(
しやく
)
に
近
(
ちか
)
く、
灰色
(
はいいろ
)
の
毛
(
け
)
は
針
(
はり
)
の
如
(
ごと
)
く
逆立
(
さかだ
)
ち、
鋭
(
するど
)
き
爪
(
つめ
)
を
現
(
あら
)
はして、スツと
屹立
(
つゝた
)
つた
有樣
(
ありさま
)
は、
幾百十年
(
いくひやくじふねん
)
の
星霜
(
せいさう
)
を
此
(
この
)
深林
(
しんりん
)
に
棲暮
(
すみくら
)
したものやら
分
(
わか
)
らぬ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
僕はこのアルントを
郁文堂
(
いくぶんだう
)
に売り金六円にかへたるを記憶す、
時来
(
じらい
)
星霜
(
せいさう
)
を
閲
(
けみ
)
すること十余、僕のアルントを知らざることは少しも当時に異ることなし。
その頃の赤門生活
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
引立て傳馬町へと送られしは
心地
(
こゝち
)
能
(
よく
)
こそ見えたりけり
嗚呼
(
あゝ
)
天
(
てん
)
なる
哉
(
かな
)
命
(
めい
)
なる
哉
(
かな
)
村井長庵弟十兵衞を
殺害
(
せつがい
)
せし寶永七年八月廿八日の事成るに八ヶ年の
星霜
(
せいさう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それから五
年
(
ねん
)
の
星霜
(
せいさう
)
は
※去
(
すぎさ
)
つたが、
未
(
ま
)
だ
彼
(
かれ
)
の
消息
(
せうそく
)
は
少
(
すこ
)
しも
聞
(
きこ
)
えません、
其間
(
そのあひだ
)
、
私
(
わたくし
)
は
一日
(
いちにち
)
でも
彼
(
かれ
)
の
健康
(
けんこう
)
と、
彼
(
かれ
)
の
大事業
(
だいじげふ
)
の
成功
(
せいこう
)
とを
祈
(
いの
)
らぬ
時
(
とき
)
はないのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
僕はこの映画を見ながら、ヴイヨンの次第に大詩人になつた三百年の
星霜
(
せいさう
)
を数へ、「
蓋棺
(
がいくわん
)
の後」などと云ふ言葉の怪しいことを考へずにはゐられなかつた。
続文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
知るの
才智
(
さいち
)
にして忽ち其奧儀をも極め
古今無双
(
ここんむさう
)
の達人となりし所に早くも八ヶ年の
星霜
(
せいさう
)
を送りける
中
(
うち
)
今は門弟中も大先生より小先生の教へ方が
宜等
(
よきなど
)
とて皆小先生々々々と半四郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
入る
中
(
うち
)
月日
(
つきひ
)
の
關守
(
せきもり
)
なくはや十八年の
星霜
(
せいさう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
星
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
霜
常用漢字
中学
部首:⾬
17画
“星”で始まる語句
星
星辰
星影
星晴
星明
星月夜
星屑
星野温泉
星斗
星座