トップ
>
挙動
>
ふるまひ
ふりがな文庫
“
挙動
(
ふるまひ
)” の例文
旧字:
擧動
坊主
(
ばうず
)
が
自分
(
じぶん
)
に
向
(
むか
)
つて
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
たのを、フト
思出
(
おもひだ
)
したのが、
殆
(
ほと
)
んど
無意識
(
むいしき
)
に
挙動
(
ふるまひ
)
に
出
(
で
)
た。ト
尠
(
すくな
)
からず
一同
(
いちどう
)
を
驚
(
おどろ
)
かして、
皆
(
みな
)
だぢ/\と
成
(
な
)
つて
退
(
すさ
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
匹夫
(
ひつぷ
)
野人
(
やじん
)
の如く飽くまで
纏綿
(
つきまと
)
つて貴嬢を苦め申す如き
卑怯
(
ひけふ
)
の
挙動
(
ふるまひ
)
は、誓つて致しませぬ、——何卒、梅子さん、只だ一言
判然
(
はつきり
)
仰
(
おつ
)
しやつて下ださい
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
その
膚
(
はだ
)
の色の男に
似気無
(
にげな
)
く白きも、その
骨纖
(
ほねほそ
)
に肉の
痩
(
や
)
せたるも、又はその
挙動
(
ふるまひ
)
の
打湿
(
うちしめ
)
りたるも、その人を
懼
(
おそ
)
るる
気色
(
けしき
)
なるも、
総
(
すべ
)
て
自
(
おのづか
)
ら
尋常
(
ただ
)
ならざるは、察するに精神病者の
類
(
たぐひ
)
なるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
唯さへおもしろからぬ此頃余計な魔がさして下らぬ心
労
(
づか
)
ひを、馬鹿〻〻しき清吉めが
挙動
(
ふるまひ
)
のために為ねばならぬ苦〻しさに益〻心
平穏
(
おだやか
)
ならねど、
処弁
(
さば
)
く道の処弁かで済むべき訳も無ければ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
如何
(
どう
)
した
突嗟
(
とつさ
)
の心の変化か、考へて見ても解らないの、矢ツ張り私の心が、
怨
(
うらみ
)
と
怒
(
いかり
)
に満たされて居たので、其れで
彼
(
あゝ
)
した卑怯な
挙動
(
ふるまひ
)
に出たのですねエ——今朝からネ、一人で聖書を読んだり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“挙動”の意味
《名詞》
挙 動(きょどう)
人の動作や行動。
物質や機器類などの作動や作用、反応のようす。
(出典:Wiktionary)
“挙動(
行動
)”の解説
は、人間を含む動物の活動や行い全般を指す言葉である。ただし、日本語の「行動」がもっぱら生物(特に動物)に適用されるのに対し、英語の「behavio(u)r」は物体・機械など無生物の挙動・振舞いの意味で用いられることがある。
(出典:Wikipedia)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“挙”で始まる語句
挙
挙句
挙措
挙手
挙止
挙世
挙母
挙止動作
挙人
挙家