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わた
ふりがな文庫
“
妾
(
わた
)” の例文
「おやおやおや、誰が噂をしたのだろう。
妾
(
わた
)
しはたしか嚏をしないのに、外に誰がしたというのだろう。はてナ……」
空気男
(新字新仮名)
/
海野十三
、
丘丘十郎
(著)
「……イイエ……お神さんが負うて帰らっしゃったかと思うて……
妾
(
わた
)
しゃ……」
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
御免成
(
ごめんなさ
)
れて下さりませと申ければ原田
否
(
いや
)
何
(
なに
)
も林藏に惡事が
有
(
ある
)
と云では
無
(
ない
)
是
(
これ
)
へ
來
(
き
)
さへすれば分ることゆゑ
格別
(
かくべつ
)
に
案
(
あん
)
じるに及ばずと云に女房ハイ
其
(
それ
)
は
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます
併
(
しか
)
し
日頃
(
ひごろ
)
から
妾
(
わた
)
しが
異見
(
いけん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
金二分に賣て
呉
(
くれ
)
ろと
小聲
(
こごゑ
)
で相談し貴殿が
仕組
(
しくん
)
だ所業だはね
最早
(
もう
)
夫
(
をつと
)
を殺されたからは
隱
(
かく
)
さず云が其
仕事
(
しごと
)
は權現堂の
土手
(
どて
)
で穀屋平兵衞を殺し金迄取て其翌日
妾
(
わた
)
しの方へ來てお前は
狼狽
(
うろたへ
)
廻
(
まは
)
り幸手宿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いはれたものかソレ
貴殿
(
おまへ
)
が幸手の町へ來たときは
尾羽
(
をは
)
打枯
(
うちから
)
した
素浪人
(
すらうにん
)
喰
(
くふ
)
や
食
(
くは
)
ずの身を
可愛相
(
かあいさう
)
だと云て穀平では
始終
(
しじう
)
世話を成れ
親
(
おや
)
同前
(
どうぜん
)
に大恩を
請
(
うけ
)
た其平兵衞さんさへ殺す程の大惡人兄弟
分
(
ぶん
)
位
(
ぐらゐ
)
の
妾
(
わた
)
しの夫を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“妾”の解説
妾(めかけ、しょう)とは、婚姻した男性が、妻以外にも囲う女性のことで、経済的援助を伴う愛人を指す。
(出典:Wikipedia)
妾
漢検準1級
部首:⼥
8画
“妾”を含む語句
外妾
愛妾
洋妾
妾腹
寵妾
妾宅
妻妾
男妾
妾達
婢妾
妾狂
侍妾
蓄妾
御妾腹
妓妾
妾等
嬖妾
嬪妾
世間妾形気
側妾
...