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壓
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おし
ふりがな文庫
“
壓
(
おし
)” の例文
新字:
圧
宅
(
うち
)
では
御米
(
およね
)
が
宗助
(
そうすけ
)
に
着
(
き
)
せる
春
(
はる
)
の
羽織
(
はおり
)
を
漸
(
やうや
)
く
縫
(
ぬ
)
ひ
上
(
あ
)
げて、
壓
(
おし
)
の
代
(
かは
)
りに
坐蒲團
(
ざぶとん
)
の
下
(
した
)
へ
入
(
い
)
れて、
自分
(
じぶん
)
で
其上
(
そのうへ
)
へ
坐
(
すわ
)
つてゐる
所
(
ところ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
同一の原因が相撞着する結果を生じて而も論理に戻らない。すべての色と其色合とが、器械の一
壓
(
おし
)
で、紙に刷られて、生と名づける靈妙の畫を成すのである。
落葉
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
それでも
喬木
(
けうぼく
)
の
梢
(
こずゑ
)
の
上
(
うへ
)
に
火
(
ひ
)
は
壓迫
(
あつぱく
)
に
苦
(
くるし
)
んで
居
(
ゐ
)
るやうに
稀
(
まれ
)
に
立
(
た
)
ち
騰
(
のぼ
)
つては
又
(
また
)
壓
(
おし
)
つけられた。
徒勞
(
むだ
)
である
喞筒
(
ポンプ
)
へ
群集
(
ぐんしふ
)
は
水
(
みづ
)
を
汲
(
く
)
むのに
近所
(
きんじよ
)
の
有
(
あら
)
ゆる
井戸
(
ゐど
)
は
皆
(
みな
)
釣瓶
(
つるべ
)
が
屆
(
とゞ
)
かなくなつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
爲
(
させ
)
て置ながら又今となり
逢
(
あひ
)
たいとは如何に
欺
(
だま
)
すが
商賣
(
しやうばい
)
でも餘りに
壓
(
おし
)
が
強過
(
つよすぎ
)
ると取ても付ぬ挨拶に吉六
暫時
(
しばし
)
呆
(
あき
)
れしが夫は長庵が一
存
(
ぞん
)
の
惡功
(
わるだく
)
みせし事ならん小夜衣さんに
限
(
かぎ
)
つては
其樣
(
そん
)
な御人じや御座りません
早速
(
さつそく
)
歸
(
かへ
)
つておいらんへ其御話しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
壓
部首:⼟
17画
“壓”を含む語句
壓迫
壓倒
壓伏
氣壓
壓搾
壓力
威壓
壓付
壓制
壓迫感
壓附
壓潰
水壓打鋲機
抑壓
強壓
巖壓
空氣壓搾喞筒
威壓力
空氣壓搾喞筒等
血壓
...