“強過”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つよす60.0%
きつすぎ20.0%
つよすぎ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼻筋はなすぢ象牙彫ざうげぼりのやうにつんとしたのがなんへば強過つよすぎる……かはりには恍惚うつとりと、なに物思ものおもてい仰向あをむいた、細面ほそおも引緊ひきしまつて
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
面長おもながの、老人だから無論しわは寄っていたが、締った口元で、段鼻で、なかなか上品な面相かおつきだったが、眼が大きな眼で、女には強過きつすぎる程けんが有って
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
させて置ながら又今となりあひたいとは如何にだますが商賣しやうばいでも餘りにおし強過つよすぎると取ても付ぬ挨拶に吉六暫時しばしあきれしが夫は長庵が一ぞん惡功わるだくみせし事ならん小夜衣さんにかぎつては其樣そんな御人じや御座りません早速さつそくかへつておいらんへ其御話しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)