“壓倒”のいろいろな読み方と例文
新字:圧倒
読み方割合
あつたう40.0%
あっとう20.0%
あつたふ20.0%
へこま20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかに不公平ふこうへい教員けうゐん生徒せいとでも、今度こんどこそ自分じぶん實力じつりよく壓倒あつたうさるゝだらうと、大勝利だいしようり豫期よきして出品しゆつぴんした。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
以前、コノ十年間グライハ、僕ハ常ニ妻ノ攻撃ニ壓倒あっとうサレツヅケテイタ意気地いくじナシノ夫デアッタノニ、最近ノ僕ハソウデモナイ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
こひねがはくは駕籠かご二挺にちやうならべて、かむろに掻餅かきもちかせながら、鈴鹿越すゞかごえをしたのであると、をさまりかへつたおらんだ西鶴さいかくむかうに𢌞まはして、京阪成金かみがたなりきん壓倒あつたふするにらうとおもふ。……
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
マーキュ はて、こひめが殘忍あらけないことをすれば、此方こちからも殘忍あらけなうしたがよい。しをったら、此方こっちからもして、壓倒へこましたがよい。(從者を顧みて)……つらかく假面めんれ。