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堂守
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だうもり
ふりがな文庫
“
堂守
(
だうもり
)” の例文
徳藏稻荷の
堂守
(
だうもり
)
殺しは、それつきり
下手人
(
げしゆにん
)
が判りませんでした。錢形平次は身一つに引受けて、いろ/\
探索
(
たんさく
)
の手を
費
(
つひや
)
しましたが、何としても解りません。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
父
(
ちゝ
)
が
此
(
こ
)
の
処
(
ところ
)
を
巡廻
(
じゆんくわい
)
した
節
(
せつ
)
、
何処
(
どこ
)
か
山蔭
(
やまかげ
)
の
小
(
ちひ
)
さな
堂
(
だう
)
に、
美
(
うつくし
)
い
二十
(
はたち
)
ばかりの
婦
(
をんな
)
の、
珍
(
めづら
)
しい
彫像
(
てうざう
)
が
有
(
あ
)
つたのを、
私
(
わたくし
)
の
玩弄
(
おもちや
)
にさせうと、
堂守
(
だうもり
)
に
金子
(
かね
)
を
遣
(
や
)
つて、
供
(
とも
)
のものに
持
(
も
)
たせて
帰
(
かへ
)
つたのを、
他
(
ほか
)
に
姉妹
(
きやうだい
)
もなし
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
峯
(
みね
)
が
雲
(
くも
)
に
日
(
ひ
)
を
刻
(
きざ
)
み、
水
(
みづ
)
が
谷
(
たに
)
に
月
(
つき
)
を
鑿
(
ほ
)
つた、
大彫刻
(
だいてうこく
)
を
眺
(
なが
)
めても、
婦
(
をんな
)
が
挿
(
さし
)
た
笄
(
かんざし
)
ほども
目
(
め
)
に
着
(
つ
)
かないで、
温泉宿
(
をんせんやど
)
へ
泊
(
とま
)
つた
翌日
(
よくじつ
)
、
以前
(
もと
)
ならば
何
(
なに
)
よりも
前
(
さき
)
に、しか/″\の
堂
(
だう
)
はないか、
其
(
それ
)
らしい
堂守
(
だうもり
)
は
居
(
ゐ
)
まいか
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
堂守
(
だうもり
)
の死體が轉がつて居るのが見付けられたのです。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“堂”で始まる語句
堂
堂宇
堂々
堂上
堂島
堂上方
堂塔
堂宮
堂摺連
堂押