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四谷
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よツや
ふりがな文庫
“
四谷
(
よツや
)” の例文
跫音
(
あしおと
)
も
聞
(
きこ
)
えぬばかり——
四谷
(
よツや
)
の
通
(
とほ
)
りから
穴
(
あな
)
の
横町
(
よこちやう
)
へ
續
(
つゞ
)
く、
坂
(
さか
)
の
上
(
うへ
)
から、しよな/\
下
(
お
)
りて
來
(
き
)
て、
擦違
(
すれちが
)
つたと
思
(
おも
)
ふ、と
其
(
そ
)
の
聲
(
こゑ
)
。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
先
(
ま
)
ず一番先に
四谷
(
よツや
)
の
金物商
(
かなものや
)
へ参りましたが一年程居りまして
駈出
(
かけだ
)
しました、それから
新橋
(
しんばし
)
の
鍜冶屋
(
かじや
)
へ参り、三
月
(
つき
)
程過ぎて駈出し、又
仲通
(
なかどお
)
りの
絵草紙屋
(
えぞうしや
)
へ参りましたが、十
日
(
か
)
で駈出しました
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其
(
そ
)
の
枝
(
えだ
)
の
所々
(
しよ/\
)
、
濁
(
にご
)
つた
月影
(
つきかげ
)
のやうな
可厭
(
いや
)
な
色
(
いろ
)
の
靄
(
もや
)
が
搦
(
から
)
んで、
星
(
ほし
)
もない……
山
(
やま
)
深
(
ふか
)
く
谷川
(
たにがは
)
の
流
(
ながれ
)
に
望
(
のぞ
)
んだ
思
(
おも
)
ひの、
暗夜
(
やみ
)
の
四谷
(
よツや
)
の
谷
(
たに
)
の
底
(
そこ
)
、
時刻
(
じこく
)
は
丁
(
ちやう
)
ど一
時
(
じ
)
頃
(
ごろ
)
。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
こゝな
四谷
(
よツや
)
の
谷底
(
たにそこ
)
に、
酷
(
むご
)
い
事
(
こと
)
、
帶紐
(
おびひも
)
取
(
と
)
つて、あか
裸
(
はだか
)
で
倒
(
たふ
)
されてでも
居
(
を
)
りますのが、
目
(
め
)
に
見
(
み
)
えるやうに
思
(
おも
)
はれました。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“四谷”の解説
四谷(よつや)は、東京都新宿区の町名で、旧四谷区の地域内である。
(出典:Wikipedia)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“四谷”で始まる語句
四谷見附
四谷見付
四谷通
四谷左門
四谷怪談
四谷伝馬町
四谷坂町
四谷小町
四谷新宿
四谷大番町