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勤
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つとむ
ふりがな文庫
“
勤
(
つとむ
)” の例文
人の世話にて
先頃
(
さきごろ
)
若い者に
召抱
(
めしかゝ
)
へ
荷擔
(
にかつぎ
)
にも連れ使ひにも出せしに至極實體に
勤
(
つとむ
)
る故或時新町の出入先より
誂
(
あつら
)
への金銀物を
持
(
もた
)
せ使ひに
遣
(
やり
)
しに
夫切
(
それきり
)
一向歸り來らず依て心配なし使ひ先を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
某
(
なにがし
)
とよばるるドクトルも小首をかたむくるほどなれば。
家中
(
やうち
)
の混雑一方ならず。このごろ養子
勤
(
つとむ
)
が帰朝以来。「こう忙がしくってはたまらん」など。取次ぎの書生の苦情もかしまし。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
嫜の方の
朝夕
(
ちょうせき
)
の見舞を
闕
(
かく
)
べからず。嫜の方の
勤
(
つとむ
)
べき
業
(
わざ
)
を
怠
(
おこたる
)
べからず。若し嫜の
命
(
おおせ
)
あらば
慎
(
つつしみ
)
行
(
おこな
)
ひて
背
(
そむく
)
べからず。
万
(
よろず
)
のこと舅姑に問ふて其教に
任
(
まかす
)
べし。嫜若し我を
憎
(
にくみ
)
誹
(
そし
)
りたまふとも
怒
(
いかり
)
恨
(
うらむ
)
ること勿れ。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
勤
(
つとむ
)
る事は正四位上中將の官ならでは
能
(
あた
)
はず其時には假官をなし大納言と爲るなり扨御笏代りとは北の御門參殿の
節
(
せつ
)
笏
(
しやく
)
にて
禁中
(
きんちう
)
の間毎々々に垂ある
簾
(
みす
)
を揚て通行在せらることにて恐れ多くも
龍顏
(
りうがん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
反
(
かへ
)
つて
苦
(
く
)
に
病
(
や
)
み
年頃
(
としごろ
)
に成し身にしてあの如く
外
(
そと
)
へも出ねば
癆症
(
らうしやう
)
も
發
(
おこ
)
りやすらん
一個
(
ひとり
)
の
外
(
ほか
)
掛替のなき者なるを
病
(
やまひ
)
起
(
おこ
)
らば
如何
(
いかに
)
せんと
長年
(
ながねん
)
勤
(
つとむ
)
る
管伴
(
ばんたう
)
の忠兵衞を
聘
(
よ
)
び事の由を話して
折
(
をり
)
も有しならば息子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“勤(
精進
)”の解説
仏教用語としての精進
は、仏教用語のの意訳語。撥音を無表記して「しょうじ」ともいう。漢訳仏典ではと音写して「勤」「」などとも訳す。神道では精進を「そうじ」と読んで物忌と同意に用いる。
八正道では正精進として、四正勤が挙げられている。
(出典:Wikipedia)
勤
常用漢字
小6
部首:⼒
12画
“勤”を含む語句
勤行
出勤
勤務
相勤
恪勤
通勤
勤仕
欠勤
勤労
勤居
勤勉
勤人
勤向
勤王
精勤
忠勤
廻勤
夜勤
勤勞
勤修
...