“つとむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
30.8%
23.1%
23.1%
15.4%
努力7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は学問場裡じょうりに彼我併立の勢を成して、今後我学者のつとむる所は唯れに対して先鞭せんべんつくるに在るのみ。
人生の楽事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
なにがしとよばるるドクトルも小首をかたむくるほどなれば。家中やうちの混雑一方ならず。このごろ養子つとむが帰朝以来。「こう忙がしくってはたまらん」など。取次ぎの書生の苦情もかしまし。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
長男ノつとむガ、マダ大学ノ二年生デ早過ギルノダケレドモ、恋人ガ出来テ結婚サセテクレト云ウノデ、許スコトニシタ、ガ、若イ二人ヲアパートナドニ別居サセテオクノハ不安デアルカラ
瘋癲老人日記 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
さて当日新婚しんこんありつる家に、神使じんしたるべき人は百姓の内旧家きうか門地のともがら神使をつとむべき家定めあり、その中にて服忌ぶくきはさら也、やもめなるもの、家内に病人あるもの、縁類えんるゐ不祥ふしやうありしもの
曳々声えいえいごえで、水を押し上げようと努力つとむ気勢けはい
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)