トップ
>
初対面
>
しょたいめん
ふりがな文庫
“
初対面
(
しょたいめん
)” の例文
旧字:
初對面
僕は彼と
初対面
(
しょたいめん
)
の時、何か前にも彼の顔を見たことのあるような心もちがした。いや、彼の顔ばかりではない。
彼 第二
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
食事が終ったあとで、かねて会いたいと思っていたカスミ女史と
初対面
(
しょたいめん
)
のあいさつをとりかわした。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
帰幽後
(
きゆうご
)
生前
(
せいぜん
)
の
良人
(
おっと
)
との
初対面
(
しょたいめん
)
の
物語
(
ものがたり
)
……
婦女
(
おんな
)
の
身
(
み
)
にとりて、これほどの
難題
(
なんだい
)
はめったにありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
初対面
(
しょたいめん
)
のあいさつや、陣中の
見舞
(
みま
)
いなどをのべおわってのち、
八風斎
(
はっぷうさい
)
は、れいの
秘図
(
ひず
)
をとりだし、主人
勝家
(
かついえ
)
からの
贈
(
おく
)
り物として、うやうやしく、
伊那丸
(
いなまる
)
の
膝下
(
しっか
)
にささげた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
老人
(
ろうじん
)
は、
初対面
(
しょたいめん
)
の
客
(
きゃく
)
である、
私
(
わたし
)
にすら、つくづくと
心境
(
しんきょう
)
を
物語
(
ものがた
)
ったのでした。
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
初対面
(
しょたいめん
)
のこと
故
(
ゆえ
)
、
服装
(
ふくそう
)
なども
失礼
(
しつれい
)
にならぬよう、
日頃
(
ひごろ
)
好
(
この
)
みの
礼装
(
れいそう
)
に、
例
(
れい
)
の
被衣
(
かつぎ
)
を
羽織
(
はおり
)
ました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
さて、いよいよ海底超人の王さまとクーパーのみょうな
初対面
(
しょたいめん
)
がはじまることとなった。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
霊
(
みたま
)
の
因縁
(
いんえん
)
と
申
(
もう
)
すものはまことに
不思議
(
ふしぎ
)
な
力
(
ちから
)
を
有
(
も
)
っているものらしく、これが
初対面
(
しょたいめん
)
であり
乍
(
なが
)
ら、
相互
(
おたがい
)
の
間
(
あいだ
)
の
隔
(
へだ
)
ての
籬
(
かき
)
はきれいに
除
(
と
)
り
去
(
さ
)
られ、さながら
血
(
ち
)
を
分
(
わ
)
けた
姉妹
(
きょうだい
)
のように
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“初対面”の意味
《名詞》
それまでに会ったことのない人と、初めて顔を会わせること。
ある時期以降において、初めて顔を会わせること。
(出典:Wiktionary)
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬