初対面しょたいめん)” の例文
旧字:初對面
僕は彼と初対面しょたいめんの時、何か前にも彼の顔を見たことのあるような心もちがした。いや、彼の顔ばかりではない。
彼 第二 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
食事が終ったあとで、かねて会いたいと思っていたカスミ女史と初対面しょたいめんのあいさつをとりかわした。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
帰幽後きゆうご生前せいぜん良人おっととの初対面しょたいめん物語ものがたり……婦女おんなにとりて、これほどの難題なんだいはめったにありませぬ。
初対面しょたいめんのあいさつや、陣中の見舞みまいなどをのべおわってのち、八風斎はっぷうさいは、れいの秘図ひずをとりだし、主人勝家かついえからのおくり物として、うやうやしく、伊那丸いなまる膝下しっかにささげた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、老人ろうじんは、初対面しょたいめんきゃくである、わたしにすら、つくづくと心境しんきょう物語ものがたったのでした。
らんの花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
初対面しょたいめんのことゆえ服装ふくそうなども失礼しつれいにならぬよう、日頃ひごろこのみの礼装れいそうに、れい被衣かつぎ羽織はおりました。
さて、いよいよ海底超人の王さまとクーパーのみょうな初対面しょたいめんがはじまることとなった。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
みたま因縁いんえんもうすものはまことに不思議ふしぎちからっているものらしく、これが初対面しょたいめんでありながら、相互おたがいあいだへだてのかきはきれいにられ、さながらけた姉妹きょうだいのように