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仕事師
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しごとし
ふりがな文庫
“
仕事師
(
しごとし
)” の例文
其時
(
そのとき
)
六十九になる、
仕事師
(
しごとし
)
の
頭
(
かしら
)
といふほどではないが、
世話番
(
せわばん
)
ぐらゐの人に聞くと、
私
(
わたし
)
は
塩原
(
しほばら
)
の
家
(
いへ
)
へ
出入
(
でいり
)
をしてゐたが、
細
(
こま
)
かいことは知りませぬといふ。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一
人
(
にん
)
は三
尺
(
じやく
)
帶
(
おび
)
に
突
(
つツ
)
かけ
草履
(
ぞうり
)
の
仕事師
(
しごとし
)
の
息子
(
むすこ
)
、一
人
(
にん
)
はかわ
色
(
いろ
)
金巾
(
かなきん
)
の
羽織
(
はをり
)
に
紫
(
むらさき
)
の
兵子帶
(
へこおび
)
といふ
坊樣仕立
(
ぼうさましたて
)
、
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
はうらはらに、
話
(
はな
)
しは
常
(
つね
)
に
喰
(
く
)
ひ
違
(
ちが
)
ひがちなれど
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
そのなかで
仕事師
(
しごとし
)
のおかみさんが、その後の成行きを一番よく知っていて、みんなに話して聞かせました。
蜘蛛の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
仕事に重きを置いて人となりを
顧
(
かえり
)
みぬであろうが、しかし真に偉大なる効果を挙ぐる
仕事師
(
しごとし
)
は、その人格においても人並み以上たらねばならぬことがだんだんに分かって来はせぬか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
成程
(
なるほど
)
先刻
(
さつき
)
店
(
みせ
)
へ
来
(
き
)
た
田舎者
(
ゐなかもの
)
の
土左衛門
(
どざゑもん
)
だから、
悪人
(
あくにん
)
ながらも
宜
(
よ
)
い
心持
(
こゝろもち
)
はしない、
身
(
み
)
の
毛
(
け
)
慄立
(
よだ
)
つたが、
土左衛門
(
どざゑもん
)
突出
(
つきだ
)
してしまへと
云
(
い
)
ふので、
仕事師
(
しごとし
)
が
手鍵
(
てかぎ
)
を
持
(
も
)
つて
来
(
き
)
たり
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
桟橋
(
さんばし
)
で
車力
(
しやりき
)
が
二人
(
ふたり
)
即死
(
そくし
)
してしまひ、
仕事師
(
しごとし
)
が
一人
(
ひとり
)
気
(
き
)
が
違
(
ちが
)
つてしまつたと
云
(
い
)
ふ
騒
(
さわ
)
ぎ。
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“仕事”で始まる語句
仕事
仕事場
仕事着
仕事衣
仕事服
仕事鞄
仕事中
仕事口
仕事台
仕事唄