二發にはつ)” の例文
二連銃にれんじう銃身じうしんにぎつて水兵すいへい顧見かへりみると、水兵すいへいいきほひするどく五六此方こなたはしちかづく、此時このとき二發にはつ彈丸だんぐわんくらつた猛狒ゴリラ吾等われら打捨うちすてゝ、奔馬ほんばごとむかひ、一聲いつせいさけぶよと
つゞいてまた一發いつぱつ猛狒ゴリラおもひがけなき二發にはつ彈丸だんぐわんられて、蹴鞠けまりのやうに跳上をどりあがつた。
さら新式魚形水雷しんしきぎよけいすいらい實力じつりよく如何いかにと、てい海底かいていりようごと疾走しつさうしつゝ洋上やうじやう巨巖きよがん目掛めがけて射出ゐいだ一發いつぱつ二發にはつ巨巖きよがんくだんで、破片はへんなみをどつた。たちま電光艇でんくわうてい甲板かんぱんには歡呼くわんここゑおこつた。