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下伏
ふりがな文庫
“下伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
したふ
25.0%
したぶ
25.0%
したぶし
25.0%
したぶせ
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したふ
(逆引き)
からだは
空
(
むな
)
しく疲れるばかりで、自分のたわいのないむづがゆい樣な氣持ちが、横になつても
下伏
(
したふ
)
しになつても、何だかがらんとして、つかまへどころがない。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
下伏(したふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
したぶ
(逆引き)
煙
(
けむり
)
が
立
(
た
)
つて、づん/\とあがる
坂
(
さか
)
一筋
(
ひとすぢ
)
、やがて、
其
(
そ
)
の
煙
(
けむり
)
の
裙
(
すそ
)
が
下伏
(
したぶ
)
せに、ぱつと
拡
(
ひろ
)
がつたやうな
野末
(
のずゑ
)
の
処
(
ところ
)
へ
掛
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下伏(したぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
したぶし
(逆引き)
と思うと、
湿
(
しめり
)
ッけのする冷い風が、
颯
(
さっ
)
と入り、洋燈の
炎尖
(
ほさき
)
が
下伏
(
したぶし
)
になって、ちらりと
蒼
(
あお
)
く消えようとする。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
下伏(したぶし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
したぶせ
(逆引き)
山路
(
やまみち
)
から、
後
(
あと
)
を
跟
(
つ
)
けて
来
(
き
)
たらしい
嵐
(
あらし
)
が、
袂
(
たもと
)
をひら/\と
煽
(
あふ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
炉傍
(
ろばた
)
へ
吹込
(
ふきこ
)
むと、
燈
(
ともしび
)
が
下伏
(
したぶせ
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
つて、
炉
(
ろ
)
の
中
(
なか
)
が
明
(
あかる
)
く
燃
(
も
)
える。これが
赫
(
くわつ
)
と、
壁
(
かべ
)
に
並
(
なら
)
んだ
提灯
(
ちやうちん
)
の
箱
(
はこ
)
に
映
(
うつ
)
る、と
温泉
(
いでゆ
)
の
薫
(
かをり
)
が
芬
(
ぷん
)
とした。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下伏(したぶせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
“下伏”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
泉鏡太郎
泉鏡花