“したふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
推慕50.0%
下伏25.0%
下臥25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此妓(ぎ)どもを養(やしな)ふ主人(あるじ)もこゝに来(きた)り居(ゐ)て、従(したがへた)る料理人に具(ぐ)したる魚菜(ぎよさい)を調味(ていみ)させてさらに宴(えん)を開(ひら)く。是主人(このあるじ)俗中(ぞくちゆう)に雅(が)を挾(さしはさん)で恒(つね)に文人(ぶんじん)を推慕(したふ)ゆゑに、是(この)日もこゝに来(きた)りて余(よ)に面識(めんしき)するを岩居(がんきよ)に約(やく)せしとぞ。
からだは空(むな)しく疲れるばかりで、自分のたわいのないむづがゆい樣な氣持ちが、横になつても下伏(したふ)しになつても、何だかがらんとして、つかまへどころがない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
左右(さいう)見渡(みわた)す限(かぎ)り苜蓿(うまごやし)の下臥(したふ)す野(の)は、南部馬(なんぶうま)の牧場(ぼくぢやう)と聞(き)くに、時節(じせつ)とて一頭(とう)の駒(こま)もなく、雲(くも)の影(かげ)のみその幻(まぼろし)を飛(と)ばして一層(そう)寂(さび)しさを増(ま)した……茫々(ぼう/\)たる牧場(ぼくぢやう)をやゝ過(す)ぎて、道(みち)の弧(こ)を描(ゑが)く処(ところ)で
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)