下伏したふ)” の例文
からだはむなしく疲れるばかりで、自分のたわいのないむづがゆい樣な氣持ちが、横になつても下伏したふしになつても、何だかがらんとして、つかまへどころがない。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)