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したぶせ
ふりがな文庫
“したぶせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下伏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下伏
(逆引き)
山路
(
やまみち
)
から、
後
(
あと
)
を
跟
(
つ
)
けて
来
(
き
)
たらしい
嵐
(
あらし
)
が、
袂
(
たもと
)
をひら/\と
煽
(
あふ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
炉傍
(
ろばた
)
へ
吹込
(
ふきこ
)
むと、
燈
(
ともしび
)
が
下伏
(
したぶせ
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
つて、
炉
(
ろ
)
の
中
(
なか
)
が
明
(
あかる
)
く
燃
(
も
)
える。これが
赫
(
くわつ
)
と、
壁
(
かべ
)
に
並
(
なら
)
んだ
提灯
(
ちやうちん
)
の
箱
(
はこ
)
に
映
(
うつ
)
る、と
温泉
(
いでゆ
)
の
薫
(
かをり
)
が
芬
(
ぷん
)
とした。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
したぶせ(下伏)の例文をもっと
(1作品)
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