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下伏
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したぶせ
ふりがな文庫
“
下伏
(
したぶせ
)” の例文
山路
(
やまみち
)
から、
後
(
あと
)
を
跟
(
つ
)
けて
来
(
き
)
たらしい
嵐
(
あらし
)
が、
袂
(
たもと
)
をひら/\と
煽
(
あふ
)
つて、
颯
(
さつ
)
と
炉傍
(
ろばた
)
へ
吹込
(
ふきこ
)
むと、
燈
(
ともしび
)
が
下伏
(
したぶせ
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
つて、
炉
(
ろ
)
の
中
(
なか
)
が
明
(
あかる
)
く
燃
(
も
)
える。これが
赫
(
くわつ
)
と、
壁
(
かべ
)
に
並
(
なら
)
んだ
提灯
(
ちやうちん
)
の
箱
(
はこ
)
に
映
(
うつ
)
る、と
温泉
(
いでゆ
)
の
薫
(
かをり
)
が
芬
(
ぷん
)
とした。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕