“ジウ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:じう
語句割合
猶太人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
院長いんちょう不覚そぞろあわれにも、また不気味ぶきみにもかんじて、猶太人ジウあといて、その禿頭はげあたまだの、あしくるぶしなどをみまわしながら、別室べっしつまでった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
院長ゐんちやう不覺そゞろあはれにも、また不氣味ぶきみにもかんじて、猶太人ジウあといて、其禿頭そのはげあたまだの、あしくるぶしなどをみまはしながら、別室べつしつまでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
丁度ちやうど其時そのときにははひつてたのは、いましもまちあさつて猶太人ジウのモイセイカ、ばうかぶらず、跣足はだしあさ上靴うはぐつ突掛つツかけたまゝ、にはほどこしちひさいふくろげて。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
丁度ちょうどそのときにわはいってたのは、いましもまちあさって猶太人ジウのモイセイカ、ぼうかぶらず、跣足はだしあさ上靴うわぐつ突掛つッかけたまま、にはほどこしちいさいふくろげて。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さうして其服裝そのふくさうすこしも醫者いしやらしいところく、一つフロツクコートを十ねん着續きつゞけてゐる。まれ猶太人ジウみせあたらしいふくつてても、かれると猶且やはりしわだらけな古着ふるぎのやうにえるので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
『この猶太人ジウくつでもあたえたらどうだ、そうでもせんと風邪かぜく。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)