“ゑさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
89.3%
餌料3.6%
飼料3.6%
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、事によつたらどこかの図書館としよかんにたつた一冊残つた儘、無残な紙魚しぎよゑさとなつて、文字もじさへ読めないやうに破れ果ててゐるかも知れない。しかし——
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
座敷ざしきあがつたら煙管きせるつゝけたんだ。そんで煙管きせるとつてやつたんだ」勘次かんじ餌料ゑさいてとりあつめてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
首筋くびすぢかはけて戸口とぐちしたゝあといんしても執念しふね餌料ゑさもとめてまぬやうなかたちでなければならぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しろはねにはとりが五六、がり/\とつめつちいてはくちばしでそこをつゝいてまたがり/\とつちいては餘念よねんもなく夕方ゆふがた飼料ゑさもとめつゝ田圃たんぼからはやしかへりつゝある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
八五郎はきもを潰しました。寶搜しにさへ乘り出さない平次です。系圖のゑさでは動き出しさうもありません。