餌料ゑさ)” の例文
座敷ざしきあがつたら煙管きせるつゝけたんだ。そんで煙管きせるとつてやつたんだ」勘次かんじ餌料ゑさいてとりあつめてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
首筋くびすぢかはけて戸口とぐちしたゝあといんしても執念しふね餌料ゑさもとめてまぬやうなかたちでなければならぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たんとやいたとり餌料ゑさてはみんなかごからばさ/\とびおりてこツこツときながらつめき/\あらそうてつゝいた。勘次かんじつひとりかず不足ふそくしてることをたしかめざるをなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)