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もどか
ふりがな文庫
“もどか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
牴牾
26.3%
焦躁
21.1%
焦燥
15.8%
焦
10.5%
遲緩
5.3%
牾
5.3%
怠緩
5.3%
懊悩
5.3%
遅緩
5.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牴牾
(逆引き)
そして、祖母の意を迎へて、福岡の清夫婦の所行を非難したり、親戚の誰れもが祖母の味方になつて力を添へようとしないのを
牴牾
(
もどか
)
しがつたりしてゐた。
孫だち
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
もどか(牴牾)の例文をもっと
(5作品)
見る
焦躁
(逆引き)
ここまで光来と、小手にて招くに、得三は腰に付けたる
短銃
(
ピストル
)
を
発射
(
はなつ
)
間
(
ま
)
も
焦躁
(
もどか
)
しく、手に取って投附くれば、ひらりとはずして遁出すを、遣らじものを。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もどか(焦躁)の例文をもっと
(4作品)
見る
焦燥
(逆引き)
途中の
焦燥
(
もどか
)
しさは、まるで
際涯
(
はてし
)
もない旅をしている気持であった。畑や村が
車窓
(
まど
)
をかすめて後へ後へと消え、沿道の電線は、
鞦韆
(
ぶらんこ
)
からでも眺めるように、目まぐるしく高まったり
陥
(
お
)
ちこんだりした。
情状酌量
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
もどか(焦燥)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
焦
(逆引き)
人心は
戦
(
おのの
)
き、新聞はこの記事で充満し、話題はこれで持ちきり、警察を
焦
(
もどか
)
しとする
素人
(
しろうと
)
探偵がそこに飛び出し、その筋は加速度にやっきになっている矢先——いうまでもなく九月八日の夜はもちろん
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
もどか(焦)の例文をもっと
(2作品)
見る
遲緩
(逆引き)
「そんなに
可怖
(
おつかな
)
びつくりやんぢやねえかうすんだ」
勘次
(
かんじ
)
は
遲緩
(
もどか
)
し
相
(
さう
)
におつぎの
萬能
(
まんのう
)
をとつて
打
(
う
)
ち
込
(
こ
)
んで
見
(
み
)
せる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
どうかすると
土手
(
どて
)
は
靜
(
しづ
)
かで
暖
(
あたゝ
)
かなことがあるので、
遂
(
つひ
)
騙
(
だま
)
されて
蒲公英
(
たんぽ
)
がまだ
遠
(
とほ
)
い
春
(
はる
)
を
遲緩
(
もどか
)
しげに
首
(
くび
)
を
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
ては、また
寒
(
さむ
)
く
成
(
な
)
つたのに
驚
(
おどろ
)
いて
蹙
(
ちゞ
)
まつたやうな
姿
(
すがた
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
もどか(遲緩)の例文をもっと
(1作品)
見る
牾
(逆引き)
次第に
牾
(
もどか
)
しいような彼女の心をなだめて行った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
小野田は、お島の
投遣
(
なげやり
)
なのを
牾
(
もどか
)
しそうに言った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
もどか(牾)の例文をもっと
(1作品)
見る
怠緩
(逆引き)
それにいつの間にやられたのか、その手の甲と同じように、背筋にも痛痒さを覚えるので、それを自から掻こうとしても、手の先は巧く思う壺に達せぬ事を
怠緩
(
もどか
)
しがった。
怪異黒姫おろし
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
もどか(怠緩)の例文をもっと
(1作品)
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懊悩
(逆引き)
差し向いにいてもあまり口数をきかぬお今の様子が、室の心を一層いらいらさせた。別居さしてある理由などに、疑いを抱いているらしい
懊悩
(
もどか
)
しさが、黙っている室の目に現われていた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
もどか(懊悩)の例文をもっと
(1作品)
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遅緩
(逆引き)
浅田は椅子から飛上って、自動車を待つ間も
遅緩
(
もどか
)
しく階段を駈下りていった。
秘められたる挿話
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
もどか(遅緩)の例文をもっと
(1作品)
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